宮崎駿、フィリピンのラモン・マグサイサイ賞を受賞 – ニュース

この賞はアジアに関わり、他者を助けた個人や団体を表彰するものである

画像提供:GKIDS

© 2023 スタジオジブリ

フィリピンのラモン・マグサイサイ賞は土曜日、スタジオジブリの共同設立者であり『子連れ狼』の監督でもある宮崎駿氏に同賞を授与した。フィリピンの第7代大統領にちなんで名付けられ、毎年8月31日に授与される同賞は、「人種、性別、宗教を問わず、アジアの人々に奉仕する偉大な精神」を称えるものである。

受賞理由書では、宮崎監督の「生涯にわたる芸術、特にアニメーションを使って人間の状態を明らかにしようとする取り組み」が強調されている。

宮崎氏は同賞の歴史上、33人目の日本人受賞者となる。

スタジオジブリと宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』は、2023年7月に日本で公開され、日本での公開後3日間で100万3000枚のチケットを売り上げ、約1,320万米ドルの収益を上げました。これは、日本での歴代興行収入第59位の映画であり(3月31日現在)、2023年には日本で第3位の興行収入を記録した国内映画でした。この映画は、日本で92億6000万円(約6,100万米ドル)の収益を上げています。この映画は、米国の興行収入で初週末に第1位になり、公開後3日間で12,836,313米ドルの収益を上げました。

この映画は3月10日の第96回アカデミー賞授賞式で長編アニメーション映画賞を受賞した。

宮崎氏は1970年代にルパン三世、未来少年コナン、シャーロック・ハウンドなどのテレビアニメシリーズで有名になった。1979年には初の長編映画『ルパン三世 カリオストロの城』を監督。その後、1984年に自身の漫画『風の谷のナウシカ』の冒頭部分をアニメ映画に翻案し、その後、同じく監督の高畑勲氏とともにスタジオジブリを設立した。

宮崎駿監督はジブリで、『天空の城ラピュタ』、『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』、『紅の豚』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』、『崖の上のポニョ』、『風立ちぬ』などの長編映画を監督した。また、高畑監督の監督作品の共同プロデューサーを務め、実験映画『On Your Mark』や、ジブリ美術館の短編『メイと子猫バス』、『パンとたまご姫』などの小規模なプロジェクトも監督した。

出典: ラモン・マグサイサイ賞財団のウェブサイト(Comicbook経由)

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